2020年5月 |
事業内容 自動車板金・塗装業 |
納入製品 ハイパーストロングクール(セパレートタイプ) 1台 ルーフファン(SCO-600V) 取替 2台 |
相談内容 作業員への熱中症対策、作業環境について見直しを検討されていました。まずは、既設換気設備の給排気バランスは保たれているのか調べて欲しい。とのご相談をいただきました。 |
問題点 1:屋上換気扇「ルーフファン」が3台設置されていましたが、建屋に対して必要な換気回数が不足していた。 2:冷風機の設置を検討しているが、塗装ブースは風が作業に影響する。 3:車を整備する為に出入りする大きな開口シャッターがありました。開放されている時間が多く、全体空調等が効かない。 |
導入に至るまでの過程 ■換気回数不足を解消するため、既設の屋上換気扇「ルーフファン」の能力を上げる取替工事をご提案をいたしました。新設の必要はなく、既設の能力を上げることで必要換気回数を満たされる算出となりました。 ■屋上換気扇「ルーフファン」の能力を上げることで、懸念されていたのが“騒音レベル”でした。既にルーフファンを導入いただいているユーザー様の工場へ見学に伺いました。稼働している製品をご体感いただくことで、具体的に導入をご検討してくださりました。 ■冷風機のご提案の際には、大型気化式冷風機「ストロングクールX」と大風量スポットエアコン「ハイパーストロングクール」をおすすめしました。気化式冷風機「スロトングクールX」は性質上、湿度が上がってしまいます。工場内での乾燥工程で製品に影響するため不向きでした。次に、大風量スポットエアコン「ハイパーストロングクール」の特長である、大風量は塗装工程で製品に影響するため不向きでした。冷風機の導入が難しい状況のなか、大風量スポットエアコン「ハイパーストロングクール」を、塗装工程に影響しないよう綿密な設置シュミレーションを行い設置場所を選定し、導入いただける流れとなりました。 |
担当者からのひとこと 【循環型 涼風プラン】を導入いただきました。換気扇と冷風機を組み合わせ工場内に風の流れを作ることができました。作業環境の改善に繋がったと思います。 ルーフファンの実機をご体感いただく事が難しいなかで、工場見学をご快諾くださりました旭工芸様のご協力に深く感謝いたします。 今後も、さまざまな作業環境下でも、柔軟かつ効果的なご提案ができるよう尽力いたします。 |
2021年5月10日冷風機器